「働きやすい会社」って、どんな会社だろう?
働き方の選択肢は、たくさんあります。
大切なのは、自分に合う働き方を見つけること。
今回は、株式会社山久で働く入社6年目の小谷さんに、お仕事のやりがいや会社の雰囲気、そして湖北で働く魅力についてお話を伺いました。
長浜市八幡中山町に本社を構える株式会社山久は、1931年創業の機械工具部品の専門商社です。工作機械や切削工具など、ものづくりを支える機械器具の販売から、設置、配管、電気工事までをワンストップで提供。滋賀県内6拠点と岐阜県大垣市を中心に、地域に密着した事業を展開しています。
また、2022年には「プラチナくるみん」(子育てサポート企業認定)を取得し、働きやすい環境や育児・介護の両立支援に力を入れています。
| <お話を伺った方> 小谷 七海さん2020年入社。高島市出身。入社後、営業所をまたいで幅広い業務を経験。現在は営業、総務、リクルーター、広報を担当。 |
就活の軸は、「長く働ける会社」

――就活は、どのように進められたんですか?
私の就活の軸は、「長く働ける会社」でした。
特に私は職場の雰囲気や、社員同士の関係性の良さを重視していましたね。
米原で開催されていた湖北企業が集まる合同企業説明会に参加して、実際に話を聞きに行きました。ただ、会社説明会だけでは、そこまでイメージするのが難しいなと感じていました。
――最終的に山久に決めた理由は何だったんでしょうか。
大学時代、個人経営の居酒屋やレストランでアルバイトをしていました。アルバイトが私しかいないような小さなお店だったので、いろんなことを任せてもらえたんです。
なんでも自分でやらなきゃいけない分、すごく責任感が生まれて。そういう働き方が、自分には合っているなって実感していました。
職場環境も、大人数の同期がいる会社より、中小企業で責任を持って取り組める方がいいなと。それで山久を選びました。
当時、新卒入社は小谷さん一人。その後は採用チームが立ち上がり、現在は毎年数名の新卒社員を迎えているそうです。
いろんな部署を経験して、すべてが強みに
――入社してから、さまざまな部署を経験されたそうですね。
そうなんです。2020年に営業職として入ったものの、コロナ禍でお客様訪問ができず、最初の1年は社内で事務研修を受けていました。
コロナが落ち着いてきてからは、滋賀県内の営業所を回って営業同行をさせてもらいました。短い期間でしたが、実際にお客様を担当させてもらったり。
その後は約3年間、高島出張所でインサイドセールスとして働きました。

――高島出張所では、どんな仕事をされていたんですか?
高島出張所は、営業担当一人と事務一人というような本当に小さな拠点で。
最初は戸惑いましたが、一年目に社内で事務研修をしていたことが活きて、すぐに仕事ができるようになりました。
営業担当が外回りに集中できるように、私が社内の段取りを整える。2人で力を合わせて目標を達成する、という感じでした。
自分たちが頑張ったら結果が目に見えてわかるので、とてもやりがいがありました。
あとは、営業アソシエイトとして商材の販促活動も担当していて、いろんな営業所をまたいで活動していました。
――現在はどんな役割を担っているんですか?
今年の7月からは本格的に営業として活動しています。あとはリクルーターや広報も担当していて、本当に幅広くやらせてもらってます。
採用に関わる仕事は、すごく楽しいですね。私自身が就活生だった時の経験が活きています。
就活中、企業の方の話を聞いていて、「実際のところはどうなんだろう?」って思うこともありました。だから、学生さんにはできるだけ素直に話すよう心がけています。
リクルーターは採用の合否を決める立場ではないので、「何でも聞いていいよ」ってお伝えしながら、近い距離で接しています。
小谷さんがこれまでに経験された事務や営業、総務、リクルーター、広報。
一見遠回りに見えるキャリアも、全て自信につながっているのではないでしょうか。
ライフステージが変わっても働き続けられる、柔軟な制度

株式会社山久では、時差出勤制度や時間単位有休の取得など、柔軟な働き方を支える制度が充実しています。 2022年には「プラチナくるみん」(子育てサポート企業認定)も取得するなど、仕事と生活の両立をしながら長く働ける環境づくりに力を入れています。小谷さんに、実際の働き方についてお話を伺いました。
――柔軟な働き方ができる環境だと伺いましたが、実際はどうですか?
時差出勤制度や休暇制度は本当に使いやすいです。みんな積極的に活用していますね。
例えば、時差出勤で朝30分早く来て、30分早く帰るとか。時間休を活用して病院に行きたい時は2時間休んだり、お子さんの授業参観で3時間だけ抜けたりなど柔軟です。
――お子さんがいる方も安心して働けそうですね。
とても働きやすいと思います。育休を取った方も、そのまま辞めていく人はいなくて。みんな戻ってきたいと思える会社なんだなと。
お子さんが体調を崩して急に休まないといけない時も、みんな理解しているし寛容ですね。
人がいいから、この会社が好き。「人」が作る働きやすさ

――職場の雰囲気はどんな感じですか?
めちゃくちゃ仲がいいです。自分で言うのもなんですけど、本当に仲がいい会社だと思います(笑)。
「この会社、人がいいんだよね」って、みんな口を揃えて言うくらい、人間関係がいい会社なんです。
各営業所が集まって食事をする機会があったときも、みんな自然と残って話し続けたり。
ーー仲がいいだけでなく、風通しも良さそうですね。
上司に対しても、すごくフラットだと思います。社長とも気軽に話せますし、課長や部長にも「ちょっといいですか?」ってすぐ相談できる。そんな距離感です。
営業所が違っても、チャットで気軽に連絡を取り合っています。仕事の会話はもちろん、本当にどうでもいいようなことまで(笑)。
結局風通しが良くて、プライベートのことも普通に話せる。
そういう空気の良さが、働きやすさにつながってきてるんだろうなと思いますね。
産休や育休、時短勤務、介護休業制度など、ライフステージが変わっても長く働ける制度が整っている山久。
しかし、制度を活かすのは「人」。お互いを理解し合える関係性や、プライベートのことも気軽に話せる風通しの良さ。
そうした「人」が作る空気感が、働きやすさを支えているのだと感じました。
営業職として、広報として。これからの挑戦
――今後の目標を教えてください。
まずは、営業職としてこれからどんどん頑張りたいです。
女性の営業は、会社としてもまだ少ないんですが、だからこそやりがいがあるなと思っています。一人前になれるように日々学んでいきたいです。
もう一つは広報活動ですね。山久は1931年創業で、6年後には100周年を迎えます。
100周年に向けて、もっと山久を知ってもらいたい。新聞広告やInstagram、採用ホームページのリニューアルなど、発信を強化していきたいと思います。
湖北の学生に「山久」と聞いて、すぐにピンとくるような会社にしたいですね。
地元だから叶う暮らし
――地元で暮らす魅力って、どんなところですか?

結婚を機に長浜に引っ越してきて、マイホームを建てて猫と暮らしています。こういう暮らしができるのは、地元だからこそ叶えられたと思います。
それに、両親も近くにいるので、将来子育てをするときに助けてもらえたり、何かあったらすぐ駆けつけられたり。そういう安心感は、やっぱり大きいですね。
就活は「自分について考えられる貴重な期間」

――最後に、就活生や転職を考えている方へメッセージをお願いします!
いつもリクルーターとして「就活は、自分について考えられる貴重な期間」だということを新卒の方にお伝えしています。
就活って、正直大変ですよね。なかなか結果が出なくて、落ち込むこともあると思います。
でも、人生のなかでこれほど自分と向き合える時期は、そうないです。自分に合う会社がどこなのか、どんな働き方がしたいのかしっかり考えながら、納得できる選択をしてほしいなと思います。
事務、営業、総務、リクルーター、広報――小谷さんが経験してきた多様なキャリア。
「中小企業だからこそ、いろんなことに挑戦できる」。
就活の時に思っていたことが今、小谷さんの強みになっています。
そのチャレンジを支えているのは、柔軟な働き方と人の良さ。
そして、地元だからこそ叶う暮らし。
その両方が充実しているからこそ、小谷さんは挑戦を続けられているのだと感じました。


