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木材への想いを、湖北で形にする。「好き」を仕事にした働き方/株式会社シガウッド

滋賀で生まれ、滋賀の木材を扱いながら建物づくりに向き合う。

株式会社シガウッドで働く宮﨑さんは、幼い頃から抱いていた「木に関わる仕事がしたい」という思いを、この湖北の地で叶えました。

今回は、そんな宮﨑さんに仕事のやりがいや会社の雰囲気、そして湖北で働く魅力についてお話を伺いました。

長浜市大辰巳町に本社を構える株式会社シガウッドは、1971年創業の木材加工メーカーです。2×4(ツーバイフォー)工法の住宅パネル製造と物流パレットの製造・販売を二本柱に、滋賀県を中心とした近畿・東海・北陸エリアで地域密着型の事業を展開しています。また、鉄骨造やRC(鉄筋コンクリート)造が当たり前とされてきた工場や倉庫などの大型建築を、木造で実現するブランド「DE木RU(デキル)」を展開しています。

<お話を伺った方>
宮﨑 悠斗さん2020年入社。長浜市出身。製造部 第一製造課 所属。
高校を卒業後、新卒で株式会社シガウッドに入社。
もくじ

「木材が好き」という気持ちが、今の仕事に

――木材の仕事を目指そうと思ったきっかけを教えてください。

小さい頃から、「木材に関わる仕事がしたい」と思っていました。高校に入る前には、もう気持ちは固まっていましたね。

元々、ものづくりが好きだったんです。工作をしたり、牛乳パックで遊び道具を作ったり。何かを自分の手で形にするのが楽しくて、ずっと夢中になっていました。

特に印象に残っているのは、母方の実家にあった小屋です。
親戚が建てたもので、初めて見たときは「人の手でこんなものが作れるんだ」と驚きましたね。自分もいつかこういうことがしたいなと、子どもながらに思ったんです。

進路を決めるときも迷いはなく、彦根工業高校の建設科を選びました。

――就活はどのように進められたんですか?

学校で求人の一覧表をもらい、そこから木材関係の会社を探しました。担任の先生がシガウッドを知っていて、「明るい雰囲気の会社だよ」と教えてくれたんです。
それを聞いて、まずホームページを見てみました。社員の方々の写真や雰囲気が伝わってきて、ここなら自分も馴染めそうだなと。
直感的に「シガウッドで働きたい」と思えたのが大きかったですね。

県外に出るという選択肢は考えなかったです。家族や友達も近くにいますし、住み慣れた滋賀県内で好きな木材の仕事ができるなら、それが一番いいなと自然に思っていました。

入社3年目でグループをまとめる若手リーダーへ!

――現在の仕事内容を教えてください。

製造部の第一製造課で、屋根と床グループのリーダーをしています。インドネシアやベトナムの技能実習生なども含め、合わせて約14名のメンバーを見ています。

僕の作業としては、屋根や床に使う材料をカットする機械のオペレーターをしています。「3次元マルチカットソー」という機械で、図面通りに木材を正確にカットする仕事です。

このカット工程が止まると、後工程のパネル作成のラインも止まってしまいます。だからこそ責任もありますし、朝立てたスケジュール通りに作業が進んで、きれいに完了したときは達成感がありますね。

――グループをまとめる立場として、仕事の見え方は変わりましたか?

大きく変わりましたね。リーダーを任されたときは驚きました(笑)。

入社したての頃は、言われたことをこなすだけで精いっぱいでした。
今は、機械の操作だけでなく、グループ全体の動きを管理する役割も担っています。

朝はまず一日の計画を立てて、それをメンバーに割り振ります。そのあと、ラインを回りながら進捗や品質を確認し、必要に応じてサポートしています。

最初は指示がうまく伝わらないこともありました。でも続けているうちに、「こういう言い方なら伝わるな」という感覚がつかめてきましたね。
あとは、メンバーの体調にも気を配っています。顔色を見て「今日は調子が悪そうだな」と思ったら声をかけたり。

作業を予定通り進めることも大事ですが、一人ひとりが安全に働ける環境を作ることもリーダーの役目だと思っています。

国籍を越えて仲良くなれる、やわらかい雰囲気の職場

――職場の雰囲気はどんな感じですか?

全体的に、柔らかい雰囲気の会社だと思います。気さくな方が多くて、気軽に話しかけられますね。

相談すると、「こういう方法もあるよ」「こうすれば解決できるかもしれないね」と、親身になって一緒に考えてくれます。困ったときに頼りやすい環境なので、自分も同じように後輩を支えられる存在になりたいです。

――多国籍なメンバーと働く職場だと伺いました。

はい、ベトナムやインドネシアから来ているメンバーもいます。

入社したての頃は「言葉の壁があるなかでちゃんとコミュニケーション取れるかな」と不安もありました。 でも働き始めたら、そんな不安はすぐになくなりましたね。

言葉が完璧でなくても、伝えようとする気持ちがあれば通じ合えるので、気付いたら自然と仲良くなっていました。
国籍は関係なく、みんなで和気あいあいとやっています。

地元の木材で、地元の建物を。循環するものづくり

シガウッドは、住宅だけでなく、倉庫や工場といった産業用建築物にも木造建築を採用した木造無柱構造「DE木RU(デキル)」というブランドを展開しています。

環境負荷が小さく、外気温にも左右されにくい快適な空間を作ることができるほか、減価償却が早く、コスト面でもメリットがあるそうです。

さらに、滋賀県と建築物木材利用促進協定を締結し、滋賀県産材『びわ湖材』を活用した建物づくりにも力を入れています。

環境を守りながら、地元の経済にも貢献する。
シガウッドのものづくりは、そんな循環の一部を担っています。

――びわ湖材を使った建物づくりに携わるなかで、印象に残っていることはありますか?

工場で作っているときは、最終的にどんな建物になるのかイメージしにくいんです。
でも実際に建設現場に行って、自分が作ったパネルが組み上がっているのを見ると、「こう繋がるのか」「こんなに大きくなるのか」と驚きました。
木造でこのスケール感が出せるのは、とても面白いです。

また、びわ湖材を使っているというのも自慢になりますね。

自分らしい、ゆったりとした湖北の暮らし

――湖北で暮らす魅力って、どんなところですか?

都会は人が多くて、どこに行くにも時間がかかるイメージなんですが、この辺りはスムーズに行動できるのが良いなと思います。人混みのストレスがないので、過ごしやすいですね。

休日は家でゲームをしたり、リラックスして過ごしています。こういう生活が自分には合っているなと感じます。

先を見据えて動くプロフェッショナルへ

――これから挑戦したいことを教えてください。

もっと先を見て仕事ができるようになりたいですね。
上司を見ていると、1ヶ月以上先の生産計画まで見据えて動かれているんです。自分もそういう視点を持てるようになりたいと思います。

あとは、自分で判断できる領域を増やしていきたいです。機械の調整や現場でトラブルが起きたときの対応など、一つひとつ経験を積んで、もっと積極的に動けるようになりたいですね。

自分の「好き」を大切にすれば、仕事は楽しめる

――最後に、就活生へメッセージをお願いします。

自分の「好き」を一番のヒントにしてほしいです。

もちろん、家からの距離や給料、勤務地など、気になる条件はたくさんあると思います。ただ、それと同じくらい心が向くことも大切にしてほしいなと感じます。

僕自身、小さい頃から「ものづくりが好き」「木材を扱う仕事がしたい」という気持ちをずっと持ち続けてきたからこそ、この仕事を楽しめています。

条件は後から変えられますが、「好き」は変わりません。
その気持ちを起点に選んだ道なら、長く楽しんで働けると思います。

小学生の頃から変わらない、「木材が好き」という気持ち。
それを大切にして選んだ道が、今の宮﨑さんを作っています。

コツコツと努力を重ねて入社3年目でリーダーになり、現場で手を動かしながらグループをまとめるその働きぶりから、仕事へのまっすぐな姿勢が伝わってきました。

生まれ育った土地の木で、未来の暮らしを支える。
そんな仕事に誇りを持ちながら、宮﨑さんは日々現場と向き合っています。

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