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採用担当者座談会|大切なのは経験より気持ち!3社が語る湖北で働く・暮らす魅力

湖北エリアで、ものづくりを支える3社。
今回は、その採用担当者の皆さんたちに集まっていただき、湖北で働く・暮らす魅力について語っていただきました。
3社に共通する価値観や、リアルな本音が見えてきた座談会。
一歩踏み出すヒントが、きっと見つかるはずです。

<お話を伺った方>
大塚産業グループ グループスタッフ事業部所属
大塚 敬史さん (写真右)
株式会社ワコー 管理部所属小堀 雪乃さん (写真中央)
扶桑工業株式会社 総務グループ所属
清水 卓也さん (写真左)
もくじ

社会を支える、湖北の製造業


湖北エリアにも、全国、そして世界を舞台に活躍する製造業が数多くあります。

普段の暮らしで目にすることは少なくても、実は私たちの身近な製品や社会を、裏側から支えている存在です。
そんな3社に、自社の強みを聞いてみました。

ーー自社の強みや特徴を教えてください。

大塚産業|発売前から関われる車づくりの裏側


大塚:

当社では、自動車シートの表皮の裏側にある不織布材を製造しています。トヨタやホンダ、日産といった主要自動車メーカーに採用されていて、国内シェアは約7割。ですので、走っている車の3台に2台には当社の製品が使われている計算になるんです。


面白いのは、自動車が発売される前、まだ雑誌にも載っていない試作段階から開発に関われることですね。車種名ではなく、開発コードで呼ばれている段階から関われるので、車が好きな方にとっては、たまらない環境だと思います。

ワコー|浴槽から産業機器まで、技術で広がる事業

小堀:
ワコーはステンレス浴槽で世界シェアNo.1を誇るメーカーです。近年は、これまで培ってきた技術やノウハウを活かし、産業機器事業や、お風呂の空間デザインを手がける住宅設備機器事業にも展開しています。
長浜工場では、主に大型の金属製品を製造しています。
幅広い分野に向けて製品を供給しているので、特定の顧客や部品に依存しない事業構造になっていて、安定した事業運営ができています。

扶桑工業|大手が認める技術力


清水:

当社は、建設機械や農業機械、産業機械、自動車部品など、幅広い分野の精密加工を手がけています。アルミ鋳造から精密加工、組立、性能試験まで一貫して社内で対応できるのが強みですね。その技術力や品質を評価いただき、業界大手や全国的な企業と直接取引があります。
また、長浜に2か所、米原に1か所の計3拠点だけなので、転居を伴う異動はないんです。
この湖北でじっくり働きたいという方にはうってつけだと思います。

採用担当者が語る「会社の魅力」

皆さんに、「会社の魅力」を聞いてみました。

大塚産業|「人を大事にする」が根付いている
大塚:
大塚産業は、昔から「人を大事にする」という考え方が根付いている会社だと思います。たとえば、社員が何か困った状況にあったときには、「どうしたら無理なく働けるか」を一緒に考える。たとえ一度会社を離れることがあっても、「また戻ってきていいよ」と言える関係でいたいと考えています。

また、社内では役職名で呼ぶこともほとんどありません。できるだけ立場による壁をつくらず、フラットに話せる雰囲気を大切にしている会社です。
福利厚生の一環として、バーベキューも年に3回、会社負担で開催しています。派遣社員の方も一緒に参加してもらい、立場に関係なく「共に働く仲間」として迎え入れているところも、大塚産業らしさだと思います。

ワコー|気さくな雰囲気と、全体が見えるものづくり
小堀:
入社前は、工場に対して少し怖いイメージがありました。でも実際に現場の方と話してみると、気さくで話しやすい方ばかりでした。困っていると「どうした?」と自然に声をかけてくれますし、他部署にふらっと聞きに行っても快く答えてくれます。
そういう雰囲気の良さが、社内全体にあるなと感じています。

また、200名規模の会社だからこそ、ものづくりの上流から下流まで自分の目で確認できるのも魅力ですね。全体が見えるので、仕事の流れがつかみやすいです。

扶桑工業|「透明な経営」で、会社と一緒に成長できる
清水:
扶桑工業は「透明な経営」を大切にしています。毎月、社長から全従業員に向けて、売上や利益、総資産額まで具体的な数字が共有されるので、「今は調子がいいな」「ちょっと厳しいな」というのが、社員全員にわかる状態になっているんです。
経営状況をオープンにすることで、社員との信頼関係につながっていると思います。

また、社長自身が、福利厚生や職場環境をもっと良くしていこうと本気で動いてくれています。その成長の過程を、社員も一緒に見届けられるのは面白いところだと思いますね。
自分も成長しながら、会社も一緒に良くなっていく。そういう働き方ができる会社だと思います。

扱う製品や規模は違っても、3社に共通していたのは「風通しの良さ」。
立場に関係なく話せる雰囲気や、オープンな姿勢が、働きやすさにつながっていると感じました。

挑戦を後押しする、それぞれの制度

ーー会社ならではの仕組みや風土はありますか?

大塚産業|社員の声が、そのまま会社を動かしている

大塚:
改善提案の制度があって、年間でおよそ1万件ほどの提案が寄せられます。毎月15件ほどが表彰されて、金一封も出るんです。この制度で一番大切にしているのは、「否定しない」こと。どんな意見でも、まずは「ありがとう」と受け止めています。

福利厚生についても、社員の声を聞きながら少しずつ見直してきました。年間休日の増加や、社員旅行の補助を増額するなど、働きやすい環境づくりを進めています。今年は納涼祭も開催しました。
また、遠方から引っ越しが必要な新卒社員には、入社から7年間、住宅手当を支給しています。入社直後は月額最大5万円からスタートし、総額300万円の支援が受けられるんです。
現在は、入社時から有給休暇を付与できるよう、制度の見直しも進めています。

制度を整えること自体が目的というよりも、「人に投資する」という考え方を大切にしています。まずはやってみて、もし合わなければまた考える。そんなスタンスで、時代や社員の声に合わせて変わり続けている会社だと思います。

ワコー|挑戦したい気持ちを、置き去りにしない!

小堀:
ワコーは、若手でも「やってみたいです」と言うと、「いいね、やってみよう」と背中を押してもらえる環境ですね。うまくいかなくても、「じゃあ次はどうしたらよくなるか、一緒に考えようか」とサポートしてくれる方が多いと感じます。

資格取得の補助制度も整っていて、仕事に関わる資格であれば受験費用を会社が負担してくれます。上長も「外部セミナーに行ってみたら?」と声をかけてくれたり、面談や説明会に向けて練習に付き合ってくれたり。挑戦したい気持ちがあれば、きちんと応援してもらえる会社だと感じています。

扶桑工業|一人ひとりの成長に本気で向き合う

清水:
当社も、ワコーさんと同じく資格取得の支援に力を入れていますね。
仕事に関係する国家資格であれば、合格を条件に受験費用を会社が負担してくれる制度があります。資格を取ると、級に応じて毎月の給与に手当がつくので、若いうちに取っておくと長い目で見て大きな差になると思います。

外部の研修についても、「行ってみたい」と手を挙げれば、前向きに検討してもらえる環境です。人に投資する、という考え方が根付いている会社ですね。

それから、「やんちゃ塾」という社内独自の研修もあります。入社がゴールではなく、現場でのびのびと活躍するところまでが人材育成だと考えていて、今はまだ自信がなくても、入社してから少しずつ成長できる環境を整えています。

湖北は、仕事も暮らしもちょうどいい

次に、地元に根ざした働き方をしている3人に、湖北で「働くこと」と「暮らすこと」について聞いてみました。

ーー地元で働いていて、良かったと思うことは何でしょうか?

大塚:
若い頃は都会に行きたいという気持ちもありましたけど、結果的に地元に腰を据えて良かったなと思っています。家族や友達、兄弟が近くにいる安心感というのは、やはり大きいですね。

小堀:
私は京都出身で、就活は全国を視野に入れていました。東京のインターンにも参加しましたし、最初はエリアをあまり絞っていなかったんです。
ただ、「知り合いもいない土地で本当にやっていけるのかな」という不安もあり、最終的には、関西で働くことを選びました。
実際に働いてみると、頼れる人が近くにいて、慣れ親しんだ土地で生活できるというのは大きいなと感じています。
社会人として新しい道を進むなかで、周りにサポートしてくれる人がいると、安心して仕事に集中できますね。

清水:
仕事ってそれなりに大変なこともあるじゃないですか。でも週末になれば、気心の知れた仲間と過ごせる。そうやって自然に切り替えられるのは、慣れ親しんだ地元で働くからこそだと感じます。

ーー暮らしの面では、どんなところが魅力だと感じていますか?

大塚:
この辺りは、意外と生活環境が充実しているんですよね。大きな病院や商業施設も近くにありますし。山があって、琵琶湖があって、自分も暮らしやすいですし、子どもも育てやすいと思っています。

都会は誘惑が多いですね(笑)。
お金もかかりますし、遊ぶときだけ都会に行けば十分かなと思います。湖北だと家賃も安いし、車の維持費も都会ほどかからないので、ゆとりを持って暮らせます。

清水:
交通の便はいいですよね。米原から新幹線も使えますし、名古屋にも大阪にも出やすい。名神もあるので車も便利です。
「そこそこ田舎、そこそこ都会」という感じで、すごくバランスがいいと思います。

小堀:
私は休日、大学時代から続けている趣味でライブに行っています。静岡や福岡まで遠征することもありますね。
入社前は「社会人になったら、そんな余裕はなくなるだろうな」と思っていましたが、有給も取りやすいですし、年間休日も120日あるので、今のほうが大学生の頃より充実しているかもしれません(笑)。


湖北は、仕事もプライベートも、無理なく両立できる場所。
そして、「そこそこ田舎、そこそこ都会」というちょうど良さが、暮らしやすさにつながっていると感じました。

経験より大事なのは「夢中になれる気持ち」

普段、学生や求職者と関わることの多い採用担当の3人に、理想の「一緒に働きたい人」を聞いてみました。

大塚産業|何かに夢中になった経験があれば、それで十分
大塚:
「経験がないとダメですか?」とよく聞かれるんですが、そこは全然気にしていません。
「これは無理です」「僕にはできません」と最初から線を引くよりも、とりあえずやってみようと思える方がいいですね。
あと、何か一つに夢中になった経験がある方は強いと思います。勉強じゃなくてもいい。好きなことに本気で没頭した経験があれば、それで十分です。

ワコー|「ちょっとずつやってみよう」の気持ちがあれば
小堀:
前向きに考えられる方がいいですね。
最初はできないことがあって当たり前なので、「ちょっとずつやってみよう」って思える気持ちがあれば大丈夫です。
同年代の社員が活躍しているのを見ると刺激になりますし、一緒に成長していける仲間が増えるのは楽しみです。

扶桑工業|「やんちゃ」=好きなことに集中できる人
清水:
扶桑工業では、「やんちゃ集まれ」というコンセプトで採用活動を行っています。
ヤンキーという意味ではなくて(笑)、好きなことにとことん集中できる人、何かに夢中になれる人、という意味です。
「危なそうだからやめておこう」ではなく、とりあえずやってみる姿勢を大切にしていますね。
もちろん、最初から自信がなくても大丈夫です。入社してから前向きにチャレンジできるよう会社がしっかりサポートしているので、「頑張りたい」という気持ちがあれば、ぜひ来てほしいなと思います。

就活生へのメッセージ

ーー最後に、就活生へのアドバイスをお願いします!

大塚産業|自分の可能性はまだまだ未知数!

大塚:
今の学生さんには、まだ気づいていない可能性がたくさんあると思っています。
「自分には無理かも」と思ってしまう前に、ぜひ一度、外に出て見てみてほしいですね。
人から聞いた話だけで決めるものではなくて、インターンや会社見学などを通して、自分の目で見て、実際に感じてみてください。そうすると、「これ、意外と自分にもできそう」と思える瞬間があると思います。まず動いてみることで、選択肢がどんどん広がっていきますよ。

ワコー|就活は、いろんな会社を知れるチャンス


小堀:

就活は、いろんな企業の話を聞ける貴重なチャンスだと思っています。
私自身も、東京から地元まで、業界を絞らずに幅広く就活しましたが、今振り返るととても楽しい経験でした。

面接などはどうしてもハードルが高く感じますよね。でも、あまり構えすぎずに、まずは一歩踏み出してみてほしいなと思います。
もしその一歩が不安なら、こちらからも積極的に話しかけますし、無理に頑張らなくて大丈夫です。気軽な気持ちで来ていただけたら嬉しいですね。

扶桑工業|まずは行動して、選択肢を広げてほしい

清水:
就活をしているとどうしても先のことを考えすぎて不安になると思うんですが、正直、よほどのことがない限り、大抵のことはなんとかなります。
「文系だから無理」「この業界は合わない」と絞りすぎなくていいと思います。知識や経験は社会人になってからいくらでも学べますから。まずは行動して、たくさんの選択肢に触れてほしいですね。

3人の話の中で、何度も出てきた言葉があります。それが、「まずはやってみる」という言葉でした。
挑戦したい気持ちを受け止めてくれる。うまくいかなくても、一緒に考えてくれる。湖北の企業には、そんな文化が根づいています。

そして、湖北で働くという選択は、無理に背伸びをすることでも、何かをあきらめることでもなく、自分のペースで成長していける場所なのだと感じました。

就活に、ひとつの正解はありません。もし今迷っているなら、考えすぎる前に一歩踏み出してみてください。
湖北には、「やってみよう」というあなたを待っている人たちがいます。

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