「いつかは自然豊かな場所で子育てしたい」
「地元の滋賀に戻りたいけど、都会の便利さに慣れてしまって不安…」
結婚や出産、子どもの小学校入学のタイミングで、U・Iターンを考える方は少なくありません。しかし、その期待と同じくらい「生活への不安」も感じるのではないでしょうか。
その不安、実は「過去のイメージ」や「思い込み」かもしれません。
滋賀県の湖北地域(長浜市・米原市)は、豊かな自然がありながら、生活インフラも整っており、都会と比べてストレスの少ない暮らしができる場所です。
この記事では、暮らすうえで気になりやすい「3つの不安(気候・人間関係・利便性)」を取り上げながら、湖北地域で暮らす魅力を、具体的なスポットや制度とともにご紹介します。
【不安1:気候】

湖北地域への移住を考えるうえで気になるのが「雪」ではないでしょうか。確かに冬の積雪はありますが、実際の生活はどうなのか、四季を通して見ていきましょう。
春~秋は「最高に心地よい」季節
まずお伝えしたいのが、春から秋にかけての圧倒的な環境の良さです。
春:湖畔を彩る桜と勇壮な伝統行事
長浜城を囲む「豊公園」では、約600本のソメイヨシノが琵琶湖の青に映え、市民の憩いの場となります。また、4月にはユネスコ無形文化遺産に登録されている「長浜曳山まつり」が開催され、豪華絢爛な山車の上で子どもたちが演じる歌舞伎は、湖北地域の春の風物詩です。
夏:水辺の涼と夜空を彩る花火
琵琶湖でのカヤックやキャンプなど、水辺のアクティビティがベストシーズンを迎えます。また、湖上から打ち上げられる「長浜・北びわ湖大花火大会」は、さえぎるもののない夜空と湖面に花火が映えます。
秋:黄金色の田園風景と伊吹山の紅葉
広大な田園地帯が黄金色に輝き、山々が赤や黄色に色づく、実りの季節です。特に日本百名山の一つである伊吹山の紅葉は圧巻です。週末に少し車を走らせるだけで、心洗われるような絶景に出会えます。
冬の雪対策は万全!

確かに冬の積雪はありますが、実際の生活は「スタッドレスタイヤさえ準備すれば、普段通りに過ごせる」というのが湖北地域の日常です。
それを支えているのが、雪国ならではのインフラ「消雪パイプ」です。主要な道路や通勤ルートには、地下水を散水して雪を溶かすパイプが整備されているため、「雪で道がふさがって動けない」という事態はほとんどありません。
また、自治体による除雪体制も手厚く、朝の通勤時間までには主要道路が走りやすく整えられます。雪が降った日でも、通勤や通学に大きな支障が出ることは少なく、安心して暮らせる環境が整っています。
雪があるからこその楽しみ
雪がある暮らしに慣れてくると、「休日は気軽にスキー場へ行ける」「庭で子どもと雪遊びができる」といった、雪があるからこその贅沢な暮らしを満喫されている方も少なくありません。都会では味わえない、四季の変化を肌で感じられる暮らしが、湖北地域にはあります。
【不安2:人間関係】

「地方は人付き合いが濃くて大変そう」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、現在の湖北地域は、ライフスタイルに合わせて多様な住まい方やコミュニティを選べる環境が整っています。
自分にぴったりの「距離感」を選べる
新しく整備された分譲地や駅周辺のエリアでは、共働きの子育て世帯が多く、都会と同じような「適度な距離感」で暮らす方が増えています。
一方で、地域行事や近所付き合いを大切にしたい方は、伝統的な街並みが残るエリアを選ぶなど、ご自身の価値観に合わせた住まい選びができます。
「地方だから人付き合いが濃い」というのは一律ではなく、エリアやコミュニティによって大きく異なります。自分に合った「心地よい距離感」を選べるのが、湖北地域の魅力です。
新しいつながりが自然と生まれる
最近はU・Iターンで移住される方も多く、カフェや地域のイベントなどを通じて、移住者同士の新しいコミュニティも自然と生まれています。
同じ境遇の仲間と情報交換しながら、少しずつ地域に馴染んでいけるので、「一人で知らない土地に飛び込む」という孤独感はありません。
困ったときの相談窓口がある
移住定住ポータルサイトとして、長浜市では「ナガハマキャピタル」、米原市では「はかどる、米原」で暮らしの情報を知ることができます。また、地域に馴染むためのアドバイスや、自分に合ったエリア探しの相談にも乗ってもらえるので、一人で悩まずにプロのサポートを受けられる体制が整っています。
【不安3:利便性】

湖北地域での生活に車はほぼ必須です。そう聞くと、都会での暮らしに慣れている方は少し不安に感じるかもしれません。しかし、車があるからこそ、都会の移動で感じていたストレスから解放される場面も多いです。ここでは、実際の移動や買い物事情についてご紹介します。
車社会は「電車+徒歩」より楽
「ドア・トゥ・ドア」で雨の日も快適
自宅から目的地まで、天候を気にせず移動できるのは車社会ならではの利点です。重い買い物の荷物を持って歩いたり、駅までの道を急いだりする必要はありません。小さな子どもがいるご家庭でも、周囲に気を遣うことなく自分たちのペースで移動できます。
出かけたいときに、すぐ出かけられる
思い立ったときにすぐ出発できるのも、車生活の良さです。また、湖北地域は道が広く、渋滞も少ないため、移動時間が読みやすいのも嬉しいポイントです。
プライベート空間でのリフレッシュ
車内は、誰にも邪魔されない自分だけの空間です。好きな音楽を流したり、ハンズフリーで電話したりと、通勤や買い物の移動時間がちょっとした気分転換の時間になります。
買い物事情:日常の物はすべて揃う
市の中心を走る国道8号線などの幹線道路沿いには、大型スーパーやドラッグストア、家電量販店、ホームセンターが数多く立ち並んでいます。 日用品から家電まで、必要なものはすべて身近な範囲でそろえることができます。また、スーパーや病院、大型の商業施設には広々とした駐車場が完備されています。 都会のように「駐車場探しに苦労する」といったストレスもほとんどありません。 どこへ行くにもスムーズに移動できるため、重たい荷物があるときや雨の日も、楽に買い物を楽しめます。
湖北地域で暮らす「プラスα」の魅力
ここまで、湖北地域への移住前の不安を解消してきました。では、不安が解消された後に待っているのは、どんな暮らしでしょうか?ここでは、湖北地域で暮らす「プラスα」の魅力をご紹介します。
子育て世帯に嬉しい環境

■ 広い家でのびのび暮らせる
都会の住宅事情とは異なり、湖北地域では庭付きの一戸建てや広々としたリビングなど、ゆとりある住環境を手にしやすいのが魅力です。家のなかで子どもたちが元気に走り回っても、周囲への気兼ねが少なくて済みます。家族みんなが自分らしく、ゆったりと過ごせる空間は、心のゆとりにもつながります。
■ 学びと遊びのスポット
湖北地域には、子どもの知的好奇心を刺激する施設や、楽しく遊べるスポットが充実しています。
ヤンマーミュージアム(長浜市):エンジンやショベルカーの操作体験ができる体験型施設です。「やってみよう!わくわく未来チャレンジ」をコンセプトに、子どもも大人も夢中になれます。
グリーンパーク山東(米原市):全長100mのローラー滑り台や、本格的なアスレチックが楽しめる大型の公園です。キャンプ場やバーベキュー施設も併設されており、一日たっぷり遊べます。
ローザンベリー多和田(米原市):広大な敷地に広がる英国風庭園です。「ひつじのショーン」の世界を再現したエリアや、園内を走るミルキーウェイと呼ばれる列車など、一日中遊んでも飽きない見どころがあります。また、季節の野菜収穫やパン作り体験など、自然の恵みを五感で学ぶことができます。
その他にも、少し車を走らせれば、絶景を楽しめる「びわ湖バレイ」や、湖の生態系を楽しく学べる「滋賀県立琵琶湖博物館」など、魅力的なスポットが数多くあります。
行政の支援制度も充実
湖北地域の自治体は、子育て世帯や移住者の受け入れに積極的です。以下のような制度を活用すれば、経済的な負担を軽くできます。
■ 移住・定住支援金
東京23区から湖北地域に移住し、一定の就業要件等を満たした場合、世帯(2人以上)で100万円(単身は60万円)の移住支援金を受けられます。米原市では、18歳未満の子ども1人につき50万円が加算されます。
※詳細な要件は各市の公式サイトをご確認ください。制度内容は変更される場合があります。
参照:長浜市「移住就業支援事業」、米原市「米原市移住支援金」
■ 医療費の無償化・助成
長浜市・米原市ともに、18歳(高校生世代)までの医療費について、所得制限なし・窓口負担なしで助成を行っています(県内医療機関で受給券提示時。入院時食事代等は除く)。
参照:長浜市「子ども医療費助成制度」、米原市「福祉医療費助成制度」
■ 子育て応援アプリ・サービス
長浜市では、子育て・健康応援アプリ「ながスマ」を提供しています。予防接種のスケジュール管理や市内のイベント情報の配信など、デジタル面でのサポートが充実しています。
※制度の内容や条件は年度によって変更される場合があります。必ず各市の公式サイトで最新情報をご確認ください。
参照:長浜市「子育て・健康応援アプリ ながスマ」
湖北地域で、ゆとりある暮らしを叶えませんか?

湖北地域での暮らしは、「寒そう」「人付き合いが大変そう」「不便そう」というイメージとは違い、自然の豊かさと生活の利便性が両立しています。移住支援や子育て支援の制度も充実しており、ゆとりある暮らしを始めやすい環境です。
気になった方は、まずは一度湖北地域に足を運んでみてください。実際に街の空気を感じることで、見えてくるものがあるはずです。
また、新しい暮らしを考えるなら、仕事の情報も一緒に集めておくと安心です。
湖北ジョブパークでは、地域の企業情報や、実際に働く人インタビューも掲載しています。「どんな仕事があるのか」「どんな人が働いているのか」を知ることで、暮らしのイメージもより具体的になります。
皆さんの新しい暮らしのきっかけとして、ぜひ活用してみてください。
【参考リンク】
https://www.city.nagahama.lg.jp/0000010132.html
https://www.city.maibara.lg.jp/soshiki/keizai_kankyo/shoko_kanko/ijyu/20861.html
https://www.city.nagahama.lg.jp/0000011251.html
https://www.city.maibara.lg.jp/soshiki/chikishinko/hoken/fukushi_iryo/3843.html
https://nagahama.city-hc.jp/
※本記事に掲載している情報は、2025年12月時点において、インターネット等の公開情報を調査して作成したものです。


