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「こうしたい」に応えて「世界に一つ」をつくる仕事/湖北精工株式会社

「10年かけて一人前になる」と聞いて、長いと感じますか?

入社11年目の福永さんに話を聞くと、その10年は「我慢する時間」ではなく、
「少しずつできることが増えていく、面白い時間」だと言います。

今回は、そんな湖北精工株式会社で働く福永さんに、仕事のやりがいや会社の雰囲気、そして湖北で働く魅力についてお話を伺いました。

長浜市東上坂町に本社を構える湖北精工株式会社は、1942年創業の産業用機械メーカーです。食品容器の印刷機をはじめ、工場の生産ラインを自動化する産業機械を、ニーズに合わせてオーダーメイドで設計・製造。国内外の大手メーカーとの取引実績も多く、「ものづくりを支えるものづくり」としての役割を担っています。

<お話を伺った方>福永 圭佑さん2014年入社。米原市出身。大学を卒業後、新卒で湖北精工株式会社にUターン就職。機械設計や営業、製造などを経験し、現在は営業技術部で電気担当として活躍。
もくじ

「一品一様」をつくる会社との出会い



――まずは、就職活動について教えてください。

就活を始める時は、地元に戻ることを第一に考えていました。大学時代は愛知県で下宿をしていたんですが、やっぱり地元で暮らしたいという思いが捨てきれなかったですね。

あとは、機械工学を専攻していたので、機械設計の仕事を探していました。そのとき、就活サイトで湖北精工を見つけたのが最初でした。

「やりたい仕事が、こんな近くでできるんだ」と感じたのを覚えています。

――最終的に湖北精工を選んだ決め手は何ですか?

1つ目は、常に新しいことにチャレンジできるような環境だと思ったからです。
湖北精工は、お客さんに合わせてオーダーメイドで設計して、一品一様の仕事をしていると聞いて。純粋に「これは楽しそうだな」と思ったんです。

2つ目は、家からとても近いことです。高校生の時は通学に1時間かかっていたのでとても大変でした。今の通勤時間は車で10分です。やっぱり家から通いやすいのは大事ですね。

オーダーメイドだからこそ味わえるやりがい

――福永さんの仕事について教えてください。

湖北精工は、工場の生産ラインを自動化する装置をオーダーメイドで作っているメーカーです。

例えば、カップ麺の工場なら、麺やスープを作るだけでなく、膨大な数の容器を処理する必要がありますよね。当社が手がけているのは、まさにその容器側の工程です。容器への印刷から、検査、積み重ねて箱詰めし、出荷できる状態にする。
そういった一連の流れを自動化する装置を、お客さんごとにゼロから設計しています。

僕は電気担当で、制御システムの開発を担当しています。お客さんから相談をいただいたら、営業・技術・電気の3つの部署がワンチームになって対応します。それぞれの専門を持ち寄りながら、求める装置を形にしていきます。

――オーダーメイドの製品だからこそ、やりがいも大きそうですね!

そうですね。一番やりがいを感じるのは、お客さんに出来栄えを見てもらった時に、「お、これこれ!」って言ってもらえた瞬間ですね。

湖北精工の強みの一つなんですが、自社の敷地内に広い建屋があって、そこでお客さんの現場を再現して試運転をするんです。実際にお客さんの工場に納品する前に、ここで動きを全部見ていただきます。

そこで直接反応が見れますし、細かい修正点も密にコミュニケーションが取れる。お客さんの「もっとこうしたい」に、最後まで応えられる環境なんです。

10年かけて身についた、技術力とつながる力

――どのように仕事を覚えていきましたか?

最初は単語すらわからない状態でした(笑)。

採用試験の際、「一人前になるには10年かかる」と言われたんです。
それだけ奥深い仕事なんだなと。実際、その言葉の意味を日々実感しましたね。

周りの先輩に質問したり、直接現場に降りて実際に使われている機材を見たり。疑問をどんどん潰して、知識をつけて、先輩に聞いて、ダメって言われたらやり直して。そんな軌道修正をひたすら繰り返していました。

そうしていくうちに、会社全体の動きや、お客さんが言葉にされている要望の奥にある本当の課題も見えるようになってきて。その瞬間がとても楽しかったです。

――仕事で大切にしていることはありますか?

「人に対して仕事をしている意識を持つ」ことですね。
技術的なスキルももちろん大事なんですが、人との関わりが一番大事だと思っています。

誰がどんな情報を知っているか、どんな経験をされているかを把握しておく。
例えば、上司から指示を受けたあと、取り掛かる前に「この仕事ならあの先輩が詳しい」とパッと思い浮かべば、すぐに相談できますよね。そうやって事前に的確なアドバイスをもらうことで、仕事をスムーズに進められます。

こうした社内でのコミュニケーションを取る習慣が、お客さんの要望に応える力にもつながっていくんです。

ですので、「年齢関係なく、友達くらいの距離で話せる人を社内でたくさん作ってほしい」と、後輩にも伝えています。

裁量の大きさが、成長を後押しする

――職場の雰囲気や働き方について教えてください。

自由な会社だと思います。

就業時間中でも、会社全体を自由に歩けるんです。設計していて煮詰まった時は、ほかの現場を回って実際に組み立てている装置を見に行く。そこから「これ、使えるな」ってヒントをもらうこともあります。

それに、意見も言いやすいですね。発信すればしっかり考えてもらえるし、それが良ければそのまま通る。発信したもん勝ちみたいなところはありますね(笑)。

時間的な自由度も高いと思います。
設計段階の仕事は、自分がその図面を完成させるかどうかなので、納期に間に合いさえすれば、好きなタイミングで休みが取れます。

そういうところも含めて、裁量が大きい会社だなと思います。

湖北精工の「コミュニケーションを大切にする文化」と「自由な環境」。
技術職や製造業と聞くと、一人で黙々と技術を磨くというイメージがあるかもしれません。
しかし湖北精工では、
人との対話で生まれる知識と経験の循環、そして裁量の大きさが、一人前への道のりを支えていると感じました。

家族との時間を大切にできる働き方

――地元で暮らす魅力って、どんなところですか?

独身時代は、趣味でクライミングをやっていました。仕事が早く終われば、そのまま移動して18時頃にはジムに着くので、自分の時間を楽んでましたね。

今は子どもの送り迎えや病院に連れて行けるのでそれもいいなと。子どもが急に体調を崩したときも、職場が近いので帰りやすいです。

親も近くにいるので、協力が得やすいというのも魅力の一つですね。

技術者として、父として、次の10年へ

――今後、挑戦したいことを教えてください。


今の仕事が楽しいので、引き続き、お客さんに喜んでもらえる装置を作れるように頑張りたいです。今の時代、技術がどんどん進化しているので、その波についていけるように勉強し続けたいですし、後輩たちの指導にも力を入れたいと思っています。

プライベートでは、まず子育てですね。「お父さんは仕事はするけど、家のことはしない」なんて言われないように頑張ります(笑)。

あとは、生まれ育った場所の勢いを絶やさないように、祭りなどの行事にも積極的に協力していきたいです。

視野を広げた先に、新しい発見がある

――最後に、就活生や転職を考えている方へメッセージをお願いします。

視野を広げて、いろんな会社を見てほしいですね。

僕自身、就活をしている時は漠然と「製造業」と考えていて、一つの会社が全部やっているんだろうと思っていたんです。

でも今だからこそわかるのは、実際には工程ごとに会社が分かれているということ。いろんな会社がそれぞれの工程を担当していて、それが組み合わさって一つの製品ができているんです。
だから、関係ないと思っていた会社が、思わぬところで自分がやりたい分野と関わっているかもしれない。

たくさん調べて、自分の世界を広げてほしいなと思います。

福永さんが11年かけて実感してきたのは、オーダーメイドのものづくりだからこそ得られる、奥深いやりがい。そして、人との対話を重ねることでよりお客さんの理想に応えられるようになるということでした。

一人ひとりの裁量が大きい環境で知識や経験を分かち合い、よりよい製品を形にしていく。技術力だけでなく、人間的にも成長できる働き方が湖北精工にはあります。

視野を広げた先に、こんな働き方もある。ぜひ、選択肢の一つとして考えてみてください。

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